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『サピエンス全史』— 個人的な経験の枠を超えて世界を理解したいすべての人にとって、必読の一冊です。 私たちは一つの人類であり、一つの地球を共有しています

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この本は、ユヴァル・ノア・ハラリがエルサレム・ヘブライ大学で行った一連の講義をもとに執筆されました。2011年にヘブライ語で初めて出版され、2014年に英語版が登場しました。私がこの本を読んだのは、COVID-19のパンデミック中で、より健康的な活動に集中できる時間があった頃です。信頼している友人のおすすめでした。当時はまだ『One Daily Tale』の執筆もしておらず、自分の世界にしか関心を持たなかった頃でしたが、それでもこの本には非常に興味を惹かれました。そして今、Nexus を読みながら、少しずつ自分のバブルの外に目を向けるようになった今、人生で一度は読むべき本として紹介すべき時が来たと感じています。

私たちは一つの人類であり、一つの地球を共有しているという学びは、最優先事項ではないでしょうか?

世界で起きている出来事を俯瞰して捉えるためには、まず土台となる共通認識が必要です。それは国境や言語、文化の違いを越えて共有されるべきものです。子どもに読み書きを教えるのと同じように、私たちが一つの人類であり、同じ地球に生きているという事実を教えることもまた、教育の一環と考えるべきです。偏見が植え付けられる前の子どもたちにこの基本的な理解を育むことは、人類にとって大きな一歩です。 『サピエンス全史』は子ども向けではないかもしれませんが、大人である私たちがその内容を理解し、次世代に伝えていく責任があります。

情報過多と人口爆発は、私たちの脳を飽和させているのでしょうか?

数百年の間に、医療や技術の進歩によって世界人口は急増しました。しかし、その間に私たちのが進化したかというと、そうではありません。現代社会では、かつてないほどの情報と刺激が押し寄せています。膨大なコンテンツ、絶え間ない通知、消費を促す社会。かつては貴重だった映画やゲーム、本は、今や溢れ返っています。 しかし、量が増えることが質の向上を意味するわけではありません。選択肢が多すぎると、かえって麻痺してしまうのです。私たちの脳は、こうした過剰な情報処理には適していません。

このミスマッチを認識したとき、社会のスピードを緩める必要性が明らかになります。 しかし、これには犠牲が伴います。特に、現在のシステムによって恩恵を受けている人々にとっては、快適さや特権を手放すことになるでしょう。一方で、すでに人口過剰や過剰消費の影響を受けている人々には、失うものはほとんどありません。この問題に対する認識を高めることで、特権層に本来持つべきではなかった富や権利を手放すことを促すことができるかもしれません。 私たちが限界を共有しているという事実を受け入れることが、より公正で持続可能な社会への第一歩となるのです


どう思いますか? 『サピエンス全史』のような本が、私たち自身と他者を世界的な視点で捉え直すきっかけになると思いますか? ぜひ、あなたの考えを聞かせてください。

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