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パズル&ドラゴンズ:ガチャの誘惑から抜け出す

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Puzzle and Dragons

私は2014年に日本にワーキングホリデービザで1年間滞在した際に、パズル&ドラゴンズを始めました。それ以来、長年楽しんできましたが、最近、ついに辞める決意をしました。自分の習慣を振り返る中で、たとえ1日数分でも、もっと有意義なことに時間を使えると気づいたからです。

パズル&ドラゴンズは、モバイルゲームにおける画期的なメカニズムであるガチャシステムを導入した初期のゲームの一つです。「ガチャ」という言葉は、日本のカプセルトイ「ガチャポン」に由来しています。これらのカプセルトイでは、100〜500円(約1.5〜7.5ユーロまたはドル)でランダムな景品を手に入れることができます。このランダム性はスロットマシンに似ており、これらのシステムが非常に中毒性が高いのは偶然ではありません。私たちの脳は新しさを求める性質があり、欲しい景品やキャラクター、ジャックポットを得る可能性があると、何度でも挑戦したくなるのです。

モバイルゲームにおけるFOMOの役割

私は常に無課金プレイヤーとしてパズル&ドラゴンズを遊んできました。つまり、実際のお金を使ったことはありません。しかし、これらのゲームは金銭的な取引だけでなく、FOMO(取り残される恐怖)を利用して私たちを引きつけます。例えば、新年イベントやバレンタイン、夏の水着キャラクターなど、季節限定や一度きりのイベントが多く、チャンスを逃すと二度と手に入らないことがあります。

これを知らない人には、バーチャルゲームの報酬を逃すことがそんなに重要に思えるのか疑問に思うかもしれません。しかし、この仕組みは、SNSの無限スクロールと非常によく似ています。以前投稿したファイナルファンタジー14に関する記事でも述べたように、時間を大量に投資しているために辞めるのが難しい場合があります。しかし、自分の習慣を振り返る中で、もはや利益をもたらさない中毒行動から解放されるのは、より自然なことになりました。

中毒を理解する重要性

ゲームやSNSがどのように私たちの脳に影響を与え、中毒を引き起こすのかを理解することは非常に重要です。この意識は、特にまだが発達段階にある子供たちにとって必要不可欠です(人間の脳は25〜30歳まで完全には発達しません)。

これは新しい技術への恐怖ではありません。適切に使用すれば、多くの技術は非常に有益です。例えば、SNSは情報を広め、人々を繋げる可能性を持っています。しかし、その暗い側面もまた存在します。特に、何の努力も伴わないドーパミンの放出が、無意識のスクロールと結びついています。アンドリュー・フーバーマンがよく指摘するように、努力を伴わないドーパミン放出(ガチャゲーム、アルコール、ギャンブル、ポルノなど)は、中毒的な行動を助長します。

時間と死:考えるべきこと

私たちの死という現実は、人生で何が本当に重要かを成し遂げるための有限の時間を与えます。時間の使い方は、最終的には私たち自身の責任です。人生の終わりに、多くの人が家族や子供、友人ともっと質の高い時間を過ごせばよかったと後悔します。そしてこれからは、スマホやSNSに費やした時間を後悔する人が増えるでしょう。

自己認識を深めることで、多くのツールやシステムが中毒を意図的に作り出すよう設計されていることを理解できるようになります。この意識の高まりは、利益よりもウェルネスを優先する社会的変化の必要性を強調しています。


あなたはどうですか? ゲームやSNSを辞めるのに苦労したことがありますか? どのようにそれを克服しましたか、それとも何があなたを引き留めていますか? 下のコメントでぜひ教えてください!

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