再び、グルコと彼女の友だちであるカモノハシのシンバは、別の次元を垣間見ることができる不思議な魔法の装置をのぞき込んでいた。
彼らはしばらくの間、私たち人間が暮らす次元を観察していた。人類がこれからどのように発展していくのかに興味を抱いていたのだ。
彼らにとって少し重なるものがあったのは、人間の文明がとても分断されているという点だった。
「混沌戦争の前は、エスペリアでも同じだったわね」
グルコは思慮深くそう言った。
「その通りだ。今ではエスペリアに平和が当たり前になっているからこそ、五つの元素が互いを恐れ、終わりなく争っていた時代が本当に存在していたなんて、信じがたいよ……」
シンバはそう答えた。
「彼らには、まだ少し早すぎるみたいね……」
「もし七つの形について知っていたら、同じ惑星を分かち合う一つの家族なのだと気づけるかもしれない。そうした理解が、彼らを結びつけ、世界を共に守るための確かな証になるはずだ。」
「そうだね。人類文明の歴史はまだ若い。すべてを一度に受け入れるには、あまりにも最近すぎるのだ」
そう言って、シンバは結んだ。









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