人類の歴史について学んでいたとき、グルコは圧倒され、悲しくなってしまいました。地球と呼ばれるこの共有の星を苦しめてきた、そして今も苦しめている、数えきれない戦争や争いのせいです。
ルナおばあちゃんは、いつも喜びに満ちて笑っているグルコの様子が違うことに気づきました。
「どうしたの?」
グルコは、読んでいた歴史の本の内容について話しました。
「たしかに、人間は残酷なことをしたり、意味のわからないことをすることがあるわ。でも、不正の中にあっても、希望だけは失ってはいけないの。」
「なぜ?何の意味があるの?憎しみの連鎖は終わらないように思える…」
「だって、この世界には何も悪いことをしていない無垢な子どもたちがいるの。ただこの世界に生まれてきただけ。」
そして、愛すべき哲学者カモノハシのチャチャがこう付け加えました。
「エスペリアのような世界は理想郷のように思えるかもしれない。でも、人類にはそれに近い社会を目指す選択があるんだ。One Daily Tale と共に。希望と共に。」
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