エスパーは、総じてとても不思議な存在だった。
数万年にもわたる彼らの歴史は、数々の困難を乗り越えながら、彼らを自らの惑星を支配するまでに導き、ついにはその地球規模の生態系に影響を与えられるほどになっていた。
魔法の発見と利用は、彼らの文明の進化を加速させた。しかし同時に、一つの矛盾をますます明らかにしていた。彼らを結びつける絆の中心にあったはずの「耳を傾けること」が、少しずつ失われていったのだ。
まず、他人の声に耳を傾けること。自由や個人主義という考え方が社会の中でますます大きな位置を占めるようになり、ときには対話や、本来なら大切であるはずの議論に終止符を打つことさえあった。
なぜなら、魔法はすでに彼らの惑星全体の環境を変えており、その影響はますます目に見えるようになっていたからだ。
かつては数多く、多様だった惑星の生き物たちは姿を消し、豊かな森は伐採され、世界中の氷河は溶け始めていた。
希望に満ちている一方で、何よりも潜在的な危険をはらんだ新しい技術が生まれようとしているなか、自分たちの種の未来について語り合うことは、公共の場には存在していなかった。
なぜなら、他人の声を聞くこと以上に、もしかするとさらに重要なこととして、自分自身の声に耳を傾け、内なる声――自らの「影」の声を聞くことができる者は、ほとんどいなくなっていたからだ…
もし飼いならされなければ、文明全体の「影」の声に耳を傾けてしまう影…







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