自分自身の目を通してしか世界を見ることができないのに、どうして自分が世界の中心にいるのだと、自然に思わずにいられるでしょうか?
それは、意識のカタチであるエクレアが、エスパーの文明が抱えるある矛盾について考え始めたことから生まれた問いだった。個人の視点から見れば、ある行為はまったく合理的に思えるかもしれない。けれど、文明全体という視点から見れば、その同じ行為がまったく非合理的に思えることもある。その逆もまた同じだった。
エレメントの国々は、互いに相談し合うことなく発展してきた。それどころか、異なるエレメントの間では、戦争が決して本当には終わることがなかった。
しかし、それぞれの国の中でさえ、指導者たちは、すべての人々のために何がよいのかを本当に考えようとはしてこなかった…
難しい問題ではある。
けれど、それらは一度も向き合われたことがなかった!
個人のレベルでは、気づきを得ることで自分の影を見ることができるようになるのと同じように、文明の影もまた、今や惑星全体に漂っていた…
魔法の使用が、それを可能にしていた。
だからこそ、エクレアは普遍的な意識というものについて考えていた。
「文明全体のスターダストを育てていく必要がある…」
「そしてそれは、おそらく一人ひとりのスターダストを育てることから始まる…」









コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。