グルコは体調が悪くなりました。熱が出始め、一日中ベッドに横になりながら、息をするのも苦しそうでした。忠実なカモノハシのチャチャはそばにいて、おばあちゃんルナと一緒に食事を用意し、おでこの熱を下げるために涼しいタオルを交換してあげていました。
グルコを見ていると、チャチャはどうしても悲しくなってしまいましたが、それでもいつも笑顔を見せて、グルコが少しでも元気になれるようにしていました。
チャチャは、まだ小さかった頃、自分が病気だったときのことを思い出しました。
母の優しい目、愛と慈しみに満ちたまなざしを思い出し、チャチャは、母にとってその目に映るものこそが、宇宙で最も大切なものなのだと感じました。
グルコも、彼が見つめるとき、同じように感じてくれているのだろうかとチャチャは思いました。
幸いなことに、常に「7つのかたちの原則」を大切にしていたグルコは、すぐに元気を取り戻しました!
そしてチャチャは、世界で一番幸せなカモノハシになりました!
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