バランスを司るカタチであるアトマは、自然との調和だけでなく、五つのエレメントのエスパーたちの調和の中でエスペリアを再建するという使命を自らに課した七つのカタチの一人として、今やエスパー文明の中で特別な存在となっていた。
七つのカタチは、バランスこそがエスパーたちの議論や思考、そして日々の暮らしの中心にならなければならないことを理解していた。
それは、One Daily Taleがもたらした新たな土台がなければ、ただの理想に過ぎないと思われていた調和を実現するために欠かせない条件だった。
それぞれのエレメントを毎日バランスよく育むことで、すべてのエスパーの心の中にある小さな光――スターダスト――は少しずつ輝きを増していった。
その存在はいまだ多くの謎に包まれており、学ぶべきことはまだ数多く残されていた。
しかし、一つだけ確かなことがあった。スターダストを育てることで、誰もの心の奥に眠る内なる影の存在に気づけるようになるということだった。
その影は、それ自体が善でも悪でもない。それは、一人ひとりにとって切り離すことのできない存在だった。
スターダストを育てることで、エスパーたちは自分自身をより深く理解し、自らの過ちを受け入れ、自分自身だけでなく、他者や、自分たちの命を支える惑星のエーテルを与えてくれる自然に対しても責任を果たせるようになっていった。
自分自身のバランスを育むことは、繊細な問題についても互いに語り合い、建設的に議論できる文明を築くための大切な土台の一つだった。
そんな対話は、それまで本当の意味では一度も行われたことがなかったのだから……








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