共通の価値観

水のエレメントの小さな猫、ルン・ルンは、グルコと出会って以来、七つのカタチ、とりわけ知恵のカタチであるヴァティが、世界に調和をもたらすために何を成し遂げようとしているのかを理解するようになっていた。

すべてのエスパーの中に宿るスターダストを育むことは、年齢や性別、出身に関係なく、エスペリアに暮らすすべてのエスパーに共通する価値観の土台となり得るものだった。

自分自身のルーツを知らないグルコは、そのことをまだ理解していないクラスメートたちから、たびたびからかわれていた。彼らは、どのエレメントを持っていても、一人ひとりが大きなつながりの一部であることをまだ知らなかったのだ。違いは必ず存在する。しかし、その違いが恐れや憎しみの理由になってはならない。

幼い頃からの教育は、とても大切なんだ。」

ルン・ルンはそのような態度を見るたびに心を痛め、差別的な行動を目にすると、いつも間に入っていた。

スターダストの成長を助ける共通の価値観…。これまで、そのような価値観は存在せず、ときにはその成長を妨げることさえあった。」

「グルコのように、自分のスターダストを育てようと精一杯努力している人は、からかわれるのではなく、称えられ、見本として示されるべきなんだ。それなのに、歴史はこれまで、征服者や独裁者、あるいは皇帝ばかりを語り継いできた…。」

「歴史を書き換えることが目的ではない。誰にとっても公平で、確かな土台の上に築かれた仕組みを、ようやく受け入れることなんだ。それこそが、七つのカタチとOne Daily Taleが取り組んでいることなんだ…

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