忘れられた価値、謙虚さ

世界中で広く使われるようになった魔法は、エスパーたちの暮らし方や大地の姿を変えていった。

魔法はまた、新たな技術を生み出す道を開き、エスパーたちは夜でも活動できるようになり、自分たちの筋力だけでは到底かなわないほど強力な機械を動かせるようになった。

こうして、エスパーたちは自分たちの望むままに、場所の姿を大きく変えることができるようになった。

新たな力に酔いしれたエスパーたちは、少しずつ謙虚さを失っていった…

かつてのエスパーたちは、与えられた環境と、そこに生きる動物や植物と共に歩む必要があった。
しかし今では、それらを乗り越え、自分たちの望みを押しつけることができた。その過程で、ひとつの生態系を破壊することになったとしても…

エスパーたちにとって、人生はより楽になった。
しかし同時に、魔法の使用に頼るものにもなっていった。

謙虚さがあれば、エスパーたちは立ち止まり、文明の急速すぎる発展について正しい問いを自分たちに投げかけることができたかもしれない。
しかし、力と支配を求める競争だけが、権力を持つ者たちの心を占めていた…

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