明暗両面

アトマ、バランスのカタチを象徴する色は、海を思わせる深い青だった。

その波の満ち引き、上がり下がりは、いまやバランスと結びついたイメージとなっていた。

一直線とはほど遠く、あらゆるものには良い面と悪い面がある。状況、新しい技術、そして人生そのものにも。

どんなものにも、心地よい瞬間と、より困難な瞬間の両方が存在する。

絶対的な快適さの中で子どもを育てることは、恵まれない人々の現実や、彼らがただ生きるために払う努力から遠ざけてしまう。

エスペリアでは、魔法の使用がエスパーたちの生活を向上させたが、その代償として惑星の生命源であるエーテルが枯渇し、生態系のほとんどが破壊されてしまった。

いくつかの新しい技術は、異なるエレメントを持つエスパー同士の対話を次第に不可能にし、やがて限界点に達してカオスの戦争を引き起こした。

もちろん、これらの技術がそのような状況を生み出すことを目的としていたわけではない。しかし、ここでもバランスの必要性があった。大きな可能性には、大きな責任が伴う。

そしてエスパーたちは、自分たちが最終的に作り出した世界の新しい現実に適応するために、内面もまた成長させる必要があることに、まだ気づいていなかった。

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