七つのカタチにとって、ようやくすべての者にとって公平な社会を築こうとすることは、決して簡単なことではありませんでした。
何世紀にもわたって築かれてきた仕組みの惰性であれ、それを構成する人々の意識の惰性であれ、時に急激な変化を拒む者たちがいる中で、過去と未来、権利と倫理の間で均衡を取らなければなりませんでした。
しかし、一つだけ明らかに思えることがありました。責任や倫理を伴わない権利は、自由の乱用へと変わってしまうということです。
魔法を使う力を発展させることに成功した、エスペリアの住人であるエスパーたちの文明にとって、その時は極めて重要なものでした。
魔法は彼らに富と周囲の世界を支配する力を与え、風景さえも作り変える能力を授けました。しかし、それには代償があり、その代償は今では理解されていました。
魔法を使うたびに、惑星の生命源であるエーテルが少しずつ消費されていたのです。
その結果は、少しずつ、ますます目に見えるものになっていました。
それでもなお、魔法を使う権利が制限されたことはありませんでした。
「権利は権利だ」と、自分たちに当然与えられるべきものだと信じていた一部のエスパーたちは考えていました。
しかし、もし権利が倫理に反するなら、それは見直されるべき権利ではないのでしょうか。
歴史は、多くの権利がその結果を十分に考えられないまま与えられ、倫理的な問題が後回しにされてきたことを示しています。
魔法の使用は権利でした。しかしその権利は、惑星の生態系を永遠に変えてしまい、未来の世代に悲しく悲惨な未来を映し出していました。
仕組みの惰性と魔法への依存は、権利と倫理の間にジレンマを生み出していたのです…





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