未来の世代にとって、世界はどのような姿になるのだろうか

この問いへの答えが、ただの推測にしかなり得ないとしても、一つ確かなことがある。それは、今日なされる選択こそが、未来の世代の未来を形づくっていくということだ。

七つのカタチは、エスパーたちが、そして何よりもそのオモテではなく影が、自分自身をまず第一に考えるよう自然に傾いた存在であることを、よく理解していた。

分かち合うこと、友情、思いやり……。One Daily Taleが大切にしてきたすべての価値は、生まれつき備わっているものではなかった。

むしろそれらは、同じエスパーたちが変わり、原始的な本能を乗り越えていく力に支えられていた。その本能は、自分自身にとって合理的な選択だと思わせる一方で、社会全体という大きな視点から見ると、しばしば非合理的なものになってしまうのだった。

七つのカタチの書物には、一人ひとりのエスパーの中に存在するスターダストを育むことの大切さが記されていた。それによって、自分自身の本能であるこの影を、よりはっきりと感じ取り、向き合い、受け入れていくことができた。

しかし、世界全体という規模で考えれば、たとえ扱うことの難しい問題であっても、社会が抱える問題について、ようやく皆で語り始める必要があった。

なぜなら、何世紀も前のエスパーたちにとってテクノロジーが未来的に見えたとしても、エスパーそのものは、実のところ、それほど変わっていなかったからだ……

一人の人間だけでは世界全体を変えることができなくても、世界全体は、そんな一人ひとりが何十億人も集まってできている。

長い距離を進むには、一日に一歩だけでは取るに足らないように思えても、それはいつでも、目的地へ近づくための一歩なのだ……

そしてエスパーたちは、知らず知らずのうちに、いつも協力し、助け合うことによってこそ、本当の進歩を遂げてきたのであり、ただ影に導かれ続けてきたわけではなかった……

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