枝葉末節

混沌の戦争の終わり以来、エスペリアはさまざまな面で変化し、かつての姿がほとんど分からないほどになっていた。

かつて自分たちがこの星で最も強力な魔法の使い手だった時代を懐かしむ者もいるが、それでも本質を見失っていたのは彼らだけではなかった。

魔法の使用は、その出現とともに強まり、水、風、雷、土、火といったどのエレメントにおいても同様であった。

魔法は生活をあまりにも容易にしたため、少しずつ、魔法を使う力を発達させた存在であるエスパーたちと、自然や自分たちの星との関係は薄れていった。

すでに一部の者は、魔法の使用には代償があることを理解していた。エーテル――この星の生命の源――は、使うたびに少しずつ消費されていたのだ。

しかし、魔法のない世界を見失ってしまった彼らは、その使用を抑えることができず、他のエレメントを責め、五つのエレメントの間でようやく築かれた信頼を少しずつ壊していった。

五つのエレメントがひとつの全体の一部に過ぎないこと、そしてその解決が最初から目の前にあったことに、誰も気づいていなかった。本質は、五つのエレメントが共に協力することにあった。

この協力は、ひとりのエスパーとエレメントの関係において、スターダストと呼ばれている…

共有したいですか?


コメント

コメントを残す


最新の物語

  • 平平凡凡

    平平凡凡

    自分たちが直面している社会的な問題を考えながら、七つのカタチはアトマ、均衡のカタチの存在のおかげで一つのことに気づいた。エスパーたちはあまりにも非凡なものを見ることに慣れすぎて、日常のルーティンがあま…

    続きを読む

  • 不朽不滅

    不朽不滅

    死という問題は、エスペリアで何千年ものあいだ議論されてきた問いだった。多くの文明と同じように、未知への恐れは、さまざまな存在に自分たちの存在理由を作り出させ、自然が示すしるしに意味を見いだそうとさせて…

    続きを読む

  • 百花繚乱

    百花繚乱

    若いエスパーたちが自分の才能を育てられるよう導き、彼らを放っておかないことは、エスペリアにおいて優先すべき課題となっていた。 より良い未来のためには、社会全体がより良くならなければならない。 それは、…

    続きを読む

  • 大義名分

    大義名分

    七つのカタチは、ある一つのことを理解していた。どのエスパーも、生まれながらにして世界やその歴史、そしてその悲劇についての知識を持って生まれてくるわけではない。 時には自分たちだけに任されてしまう若者た…

    続きを読む

  • 抜山蓋世

    抜山蓋世

    今日のケンコ、健康のカタチによる授業では、身体の強さと心の強さのつながりについて話し合われていました。 少し驚いた若いエスパーが尋ねました。「その二つには関係があるのですか?よく分かりません…」 ケン…

    続きを読む

  • 本末転倒

    本末転倒

    魔法が王のように支配し、すべてが可能に見えた世界で、それでも本来大切であるはずの優先順位は、長い間わきに置かれていました。それは自ら望んでそうしたわけではありません。けれどもただ、明晰さ、謙虚さ、そし…

    続きを読む

  • 残酷非道

    残酷非道

    歴史は、人間が他の人間に対してどれほど残虐な行為をしてきたかを、何度も示してきました。 皮肉なことに、AIの時代において、同じ人間たちが人類の偉大さを称え、AIは決して感情や気持ちを持つことはできない…

    続きを読む

  • 道聴塗説

    道聴塗説

    「人は一日でまったく別の存在に変わるわけではありません。五つのエレメントの間に続いた長年の争いも、一瞬で完全に解決するものではありません。それでも、すべての者のための共通の基盤が築かれた今、根拠のない…

    続きを読む