突然、見える

七つのカタチを集めることは、一つの旅であり、同時に、おそらく何よりも、自分自身をより深く知ることを学ぶ冒険でもあった。

自分の声を聞いたり、自分が動いたり話したりする姿を見たりして、驚いたことがない人などいるだろうか。

そんな小さな瞬間の一つ一つが、自分が本当はどんな存在なのかを、少しずつ知るきっかけになる。

自分自身という存在への、ほんの短い気づきの瞬間。普段、私たちが持つ世界への視線は、自分自身の目を通したものだけであり、それゆえ、自分の行動を異なる視点から見ることができなくなっている。

「突然、見える!」

意識のエレメントである、稲妻の閃光のような、そんな小さな瞬間が、ときに私たちの内側にある影の存在に気づかせてくれる。

けれど、エスパーたちにはもっと多くの時間が必要であり、その影を見つめ、語りかけることに慣れていく必要があった。その影は、どこか懐かしく、それでいてどこか見知らぬ存在だった。

自分の一部でもあるこの影を、少しずつ受け入れ、なじませていくという、不思議な感覚。

けれど同時に、穏やかな気持ちと、何年もの別れを経て、大切な存在を再び見つけたような感覚もあった。

ようやく目を開く感覚。まるで、初めてそうするかのように…

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