自らを進歩した文明だと考える社会であれば、自然とその恩恵、そして自然がもたらす食べ物によって生きるという人間の根本的な必要性とのつながりは、誰もが理解していて当然のことのように思える。
混沌の戦争以前のエスパーたちの社会は、魔法の使用によって可能となった贅沢と消費に満ちていたが、日々の暮らしの根底にあったこの現実から、いつの間にか急速に目を背けていた。
見渡す限り広がっていた自然の風景は都市へと置き換えられ、その住民たちは、自分たちの食卓に並ぶ食べ物がどこから来たのかさえ知らなかった。
何十年にもわたる気候の緩やかな破壊は、ようやく世界規模でその影響を見せ始めたばかりだった。
それにもかかわらず、予測はこれほど明確だったにもかかわらず、でっち上げとして片づけられ、真の問題に無関心な人々の目を覚まそうとした者たちは、変わり者扱いされた。
やがて混沌の戦争は避けられない出来事のように思われた。地球への影響を顧みることなく、成長し続けようとする社会にとって、食料は次第に不足していった。
戦争後のエスペリアを再建するためには、自然とのつながりを取り戻し、その大切さを再び最優先のものとして位置づけることが不可欠だった。
なぜなら、自然とその生態系なくして、食べ物は存在しないのだから。









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