金波銀波

想像してみてください、壮大な美しさをたたえた海を。太陽のもとで金色に輝き、月明かりのもとで銀色にきらめく波を。

その波は行き来し、時には穏やかに、時には力強く、それでも常にこの往復の動きの中でバランスを生み出しています。

エスパーたちがバランスを思い描くとき、その心に浮かんでいたのは、この光景でした。

バランスのカタチであるアトマは、海やその波、そしてこの絶え間ない動きを思わせる深い青の色と結びついていました。

命にサイクルがあるように、私たちを取り巻くすべてのものの中には、自然とバランスが存在しています。

これらのサイクルを、海の波のように認識することで、バランスとは一直線のものではないということを理解できるようになります。

バランスとはむしろ、高まりと低まり、行動と休息、自信と謙虚さが織りなす、繊細な連なりなのです。

時間をかけてそれらを感じ取ることで、こうしたサイクルは次第に見えてくるようになります。

そしてやがて、人生のささやかなものごとに感謝しながら、自然の美しさを守りたいという思いが、当たり前のように生まれてくるのです。

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