それぞれのエレメントの五つのアーティファクトには、それぞれ固有の性質と極めて重要な役割があったが、その中でも大地のエレメントのアーティファクトは、エスペリアの再生にとって最も不可欠なものだと考えられていた。
「エーテルの種」と呼ばれるこのアーティファクトは、その持ち主が大地のエレメントを成長させたとき、エーテルを生み出す力を与えてくれた!
しかし、全体として生み出される量はごくわずかであり、それによってエスパーたちは、魔法を使う際の自分自身の消費分をかろうじて補うことができる程度だった。
エスパーの文明がこれから自然とできる限り調和して生きていくために定められた新しい憲章は、魔法を使うことで得られる最も必要不可欠な恩恵を保ちながら、惑星の源であるエーテルを可能な限り守ることを必然的に意味していた。
それは社会を大きく変えたが、スターダストの発見によって、ついに惑星全体に共通の認識が生まれた。あのカオスの戦争のような惨劇を、二度と繰り返してはならない、と。
しかし、過去には戦争がまるでウイルスのように、避けようもなく芽生えていたのとは違い、一つだけ変わったことがあった。スターダストの真実が、惑星に生きるすべてのエスパーの内側にある「影」を明らかにしたのだ。
大地のアーティファクトを探し、そしてエーテルの種を自らの内側に植えること。それは、ほかのエレメントのアーティファクトを探す旅と同じように、エスパーたちを自分たちの世界の発見へと導くだけでなく、自分自身をより深く知り、その「影」と向き合い、手なずけていくための探求となっていた。









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