エスペリアでは、混沌の戦争によって、エスパーたちはようやく、共通の目的のために、一つの心で力を合わせて歩むことの根本的な大切さを理解するようになった。
それまでは、それぞれのエレメントが自らの主権ばかりを優先していた。一方で、世界全体の状況に少しでも目を向ける者なら誰にでも、皆が力を合わせなければ解決できない地球規模の問題が明らかになっていた。
彼らは惑星全体を支配するまでに発展し、思いのままに景色を作り変え、望ましくない種を排除し、均衡の上に成り立っていた生態系の広大な部分を破壊してしまった。その生態系は、彼らの到来によって完全に不安定になっていた。
また彼らは、惑星中の誰もが、どこに住んでいても互いに連絡を取り合えるほど、驚くべき技術を生み出すことにも成功していた。
それにもかかわらず、人と人との信頼は大きく失われていった。
五つのエレメントは世界経済を築き上げたが、その交流は次第に信頼ではなく、利益だけを基準とするものになっていった。
世界の問題について日々話し合い、ともに解決しようとする代わりに、それぞれのエレメントは他のエレメントをますます大きな脅威と見なし、自らを守ろうとするようになり、何度でも、何度でも、互いを敵として見続けた。
人々の心がようやく一つになるためには、混沌の戦争のような悲劇にまで至らなければならなかったのだろうか。
同じ過ちを何度も繰り返し、そこから本当の意味で学ぶことができない。それがエスパーたちの本質なのだろうか。









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