シャラの存在は、エスペリアにとって素晴らしいことを可能にしていた――長期的に考えることだ。
それは些細なことのように聞こえるだろうか?
エスパーたちは、本来、何十年、あるいは何百年という長い時間軸で物事を考えるような生き物ではなかった。
しかし、七つのカタチにとって一つだけ明らかなことがあった。平和と調和、そしてすべての者に平等がある文明をついに築き上げるためには、長期的に考えなければならないということだった。
なぜだろうか?
エーテル――エスペリアの生命の源――の発見によって、エスパーたちは、魔法の使用をこれほど急速なペースで続ければ、やがて大きな結果を招くことも理解した。その未来は一生という尺度では遠く感じられるかもしれないが、実際にはそう遠くないものだった。
実際、魔法を使うたびにエーテルは少しずつ消費されており、その再生速度は消費される速度に追いついていなかった。
限りある資源を持つ有限の惑星である以上、未来の世代がどのような環境で生きる権利を持つのかを、今この瞬間から皆で計画していく必要があった。
なぜなら、過去の選択は現在に影響を与え、現在の選択は未来に影響を与えるからだ。
シャラは、エスペリアにとってこの瞬間がどれほど重大なものかを理解していた。彼女は、自分が見渡すことのできる数々の宇宙の中で、似たような文明を見てきたのだ。
「七つのカタチは、長期的に考えることの大切さを広めることができるのでしょうか……? 未来の世代がどのような世界を受け継ぐかは、きっとそれにかかっているのでしょう……」




コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。