ヤカラ

エクリプスが起こり、エクレアが消えたとき、すべてのエスパーの影が囁き始めました。彼らは自分が正しいことをしていて、すでに真実を見ているのだと信じさせたのです。

しかし実際には、影は静かに彼らの目に目隠しをしていました。本当の真実が見えないように。影は、すでに真実を見ている つもり にさせて、実際はどんどん遠ざけていったのです。そして、他の人たちこそがまだ見えていないと信じさせていました。

ルナおばあちゃんはよく、グルコに古代の物語を語ってくれました。そしていつも、ヤカラには特に気をつけるようにと伝えていました。ヤカラはエクレアの姿をして現れますが、実はただの影にすぎないのです。

「おばあちゃん?」
「どうしたの、グルコ?」
「ヤカラって…とても強いの?」
「ええ、そうなのよ…」
「どこから来たの?」と、グルコは眠たそうな大きな目で尋ねました。
「それはね…とても長いお話なのよ。」

ルナはそっと毛布をかけてあげました。グルコが眠りに落ちるその瞬間に。

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